Friday, April 15, 2011

自由の女神のその顔は・・・違うだろ!

アメリカ郵便局(US Posal Service)が、自由の女神の新しい切手を出した。

出した・・・まではよかったのだが、USPSが切手に使った女神の顔は、ニューヨークの【ご本尊】の顔ではなくて、ラスベガスのカジノ「New York, New York」に飾られてるレプリカの顔を間違って使っちゃったことが発覚した、という笑えるような笑えない話。

もう30億枚も印刷しちゃったんだって・・・orz

仕方ないから、そのまま使うそうです・・・(泣き笑い)。

これが、その「問題の女神の顔」なんだけどね、

Stamp-popup

女神のかぶってる帽子(?)のとんがってるところにある四角い削れたような部分がオリジナルの女神にはないというのと、女神の顔がオリジナルよりも「顔の造作の彫りが深い」のが、間違い探しのポイントだそうでして。

これを伝えたNYTの記事によると、最初に間違いに気づいたのは、熱心な切手コレクターで、かつ、自由の女神の大ファンの方。このひとは、新切手をみて、んー・・・どこかおかしい・・・と直感し、調べて切手コレクターの愛読新聞にコンタクトを取ったそう。

しかし、アメリカの郵便局が、アメリカ合衆国のアイコンを、ふつう間違うかよ~。30億枚の切手、「仕方ないから使う」というのもトホホだけど、郵便局側の

「いずれにせよ、すごくいいデザインだし、これが本物じゃないとわかっていても、きっとこの写真を使ったハズさ!」(“We still love the stamp design and would have selected this photograph anyway,” ←USPSのスポークスマンの言)

という、苦しすぎる強がりが、憐れみの気持ちすら誘うではないか。

ちなみに、ホンモノの自由の女神は1886年にフランスから贈られたもの。ラスベガスのは、14年前に作られたということで、まだティーンエージャーの若さ。

切手コレクターの方、このニセモノ女神の切手(切手そのものはホンモノですw)、コレクションの一部に、いかがですか?

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