FTが、原発事故とS&P500への影響をグラフ化しているので、紹介したい。
Nuclear meltdowns and the S&P 500
(FT Alphaville, 3/15/11)
このグラフの縦軸は、事故発生時の株価を0として、その後S&P500インデックスがどれほど(%)沈んだか、横軸は株価沈下が再び水面に戻るまでどれだけの日数を要したか、である。
これを見ると、チェルノブイリの時は、事故発生から2週間、マイナス4.5%まで沈み続け、株価水準が元に戻るまで実に20取引日もかかるぐらいの大ショックであった。
今回どうなるかは、誰にもわからない。FTが言うとおり、This time could be different.
スリーマイルやチェルノブイリの時と現在とで明らかに異なるのは、経済がよりグローバル化して、当時と比べて金融・証券・商品とあらゆる市場がより複雑にグローバルで絡み合っている、ということですかね。それが吉と出るか凶と出るか・・・当面、注視しましょう。
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